ジャズピアノがうまくなりたい!
ずっと練習しているけど上達している気がしなくてツラい・・・
その気持ちはよくわかります。
ジャズピアノを練習していても、なかなか上達せず悩んでいる人はとても多いです。
私自身、大学のジャズ研に入り、ジャズを始めた当初はチンプンカンプンで全然弾けなかった記憶があります。
それゆえ
「何でこんなに練習しているのにうまくならないんだろう?」
「もうジャズピアノなんてやめようかな・・・」
と思うこともしょっちゅうでした。
今ではお店でも演奏できるくらいにはなりましたが、多くの人が陥りがちな”上手くならない理由”を自身の経験を踏まえ、対策と共に解説したいと思います。
これから言うことは私にも当てはまるのですが、とりあえず自分の事は棚に上げておきます(笑)
ジャズピアノが上手くならない理由とその対策
ジャズピアノが上手くならない理由とその対策について、マインド面と技術面に分けて解説します。
どちらかに分けるのが難しい項目もありますが、とりあえずは下記の通り説明します。
それぞれ解説していきます。
マインド面
まずはマインド面から解説します。
そもそも練習していない
そもそもの話ですが…練習していない人は多いです。
え、練習はしてるよ!(1日15分くらいだけど…)
練習の定義を確認してみましょう。
学問や技芸などを繰り返し学習すること。また、一定の作業を反復して、その技術を身につけること。
精選版 日本国語大辞典より引用
繰り返し・反復をして技術を身に付けると定義されています。
自分が”できるようになりたいこと”を繰り返して身に付けられているでしょうか?
今日は〇〇分練習したし、あとはゲームしよう♪
時間は関係ありません(もちろん、練習できる時間が大いに越したことはありませんが…)。
できるか、できないか?
大事なのはそこです。
また、練習と現状維持は異なります。
練習の定義にある通り、目的は(新しい)技術を身につけることなのですから、既にできることは練習ではないです。
もちろん、既にできることをたまにおさらいすることも大事ですが、そればかりやっていても上達しない原因になります。
数学で例えてみましょう。
因数分解ができなかったAさんがいるとします。
最初は全然できなくても問題をひたすら解くうちに、反射的に問題を解けるようになったとします。
頭を使わなくても簡単に解けるから、楽しくなってきたAさん。
本当は次の単元に進まないといけないのに、因数分解ばかり解いています。
果たして、このあとAさんは微分積分ができるようになるでしょうか?
できるわけないですよね?
因数分解しかしていないんですし(笑)
微分積分ができるようになるためには、そのために必要な勉強をしなければなりません。
あまり良い例では無かったかもしれませんが…
しかし、この例と同じようなことをしている人は多いです。
できることは、いったん隅に置いておきましょう。
「できるようになりたいけど、できない」ことと向き合う勇気を持ちましょう。
それが、あなたが本来すべき練習のはずです。
ノウハウコレクターになっている
ノウハウコレクターになる人も多いです。
ノウハウを知る・探すこと自体は悪いことではありません。
むしろ、自分で調べる(ググる)ことは良いことだと思います。
一方、ノウハウを探すことだけが目的になってしまっている人もいます。
「もっとわかりやすい情報は無いかな?」
「ジャズについて全部教えてくれている動画ないかな?」
「自分がやりたい譜面、どこかに落ちてないかな?」
また、市販されている教本・楽譜を買っては本棚の肥やしにしているなんてこと、ありませんか?
・・・グサッ(ブーメランが刺さった音)
ノウハウ・教本・楽譜を集めた数だけ、”なんとなくやった気になってしまう”ので要注意です。
ノウハウや教本に説明されていることを実践しない限りは、あなたの血肉にはなり得ません。
そもそも基本的なことについては、どれも同じようなことが書かれています。
教本集めに夢中になるのではなく、練習に夢中になりましょう。
お金も時間も無駄にしなくて済みます。
同じ曲(得意な曲)ばかり練習している→曲を知らない
同じ曲ばかり練習しているのも、上達しない理由の一つです。
※初心者の場合、セッションでよくやる曲をまずできるようにすべきなので、この項は気にしなくて良いです。
こちらの記事も参考にしてください。
問題は、ある程度の経験がある中級者以上です。
よくも悪くも、セッションでやる曲はだいたい決まってきます。
しかし、レベルの高いセッションでは自分の知らない曲をやることもしばしば。
ライブでも、フロント楽器から「今日はこれやろう」と当日譜面を渡されて、対応しなければならないケースは普通にあります。
普段から自分の馴染みのある曲しか練習していないと、対応できないかもしれません。
いくらコードを押さえることができても、全く知らない曲をやるのは結構怖いですよね…。
曲を知っているに越したことはありません。
実際に練習するかどうかはともかく、日頃から色んな音源を聴くことをお勧めします。
プロとアマチュアの違いの一つは、”知っている曲の数”です。
一歩上を目指すために、曲そのものを知るようにしましょう。
うまくなるまでセッション行かない病にかかっている
ジャズにおいてセッション(アンサンブル)は非常に重要です。
早めに経験することに越したことはありません。
まだうまく弾けないから、もう少しうまくなったらセッション行こう…
…自分がうまくなったと思える日はいつ来るのでしょうか?
下手したら何年経ってもセッションに行くことができない…なんてこともあり得ます。
ジャズ研などに入っていたら、強制的にセッションをやることになるので良いのですが、個人の趣味でやっている場合は、自分から行動しない限りセッションをするチャンスはありません。
自らそのような環境に飛びこむ必要があります。
わからないことだらけで不安かもしれませんが、大丈夫です。
最初は見学だけでも良いので、早めにセッションをしているお店に行ってみましょう。
怖い人も10年以上前に比べたら、ほとんどいません。
10年前でもそんなにいませんでしたけど。
むしろジャズ研のOBが怖かったです、スティック投げられた先輩もいましたし(汗)
ちなみに、ジャズ研では入部するや否や、セッションをやらされましたし、1,2か月後には皆の前でコンサートやりました。
当時は緊張で吐きそうでしたが、やはり自らをそのような環境に置くことは大事です。
度胸を持ちましょう。
案外、参加してみると何てことありません。
周りの評価など気にせず、どんどんトライしましょう!
時間が無いと言い訳する(できない理由を探す)
時間が無いから練習できないという声もよく聞きます。
特に社会人だと時間が取れないケースはあるでしょう。
仕事・子育て・介護があるとまとまった時間が取りにくいのは事実です。
しかし、そうは言っても練習する時間は確保しなければなりません。
本当に練習する時間が無いか、見直してみましょう。
ゲームをする時間、漫画を読む時間、SNSをする時間など、ちゃっかり確保していませんか?
時間は作るものです。
大事なのは、あなたの中でジャズの優先度を高め、その時間をジャズの練習に充てることです。
技術面
続いて技術面について解説します。
耳コピしていない(重要)
耳コピの重要性については色んな記事で取り上げていますが、やはりしていない人は多いです。
断言しますが、耳コピをしないと上手くなりません。
耳コピについては、こちらの記事でも解説しているのでお読みください。
今みたいにネットが無く、圧倒的に不便な環境でも耳コピできる人はいました。
レコードを擦り切れるまで何回も再生して聞いたという話も耳にします。
今の私たちの環境で耳コピができないなんてことはないはずですよ。
とはいえ、簡単にジャズピアノを習得できる魔法なんかありません。
「もっと楽な方法があるかも」と思わせる魔法(呪い)を自分でかけないように。
どんなにツールが進化しても、音感などはそもそも時間をかけて訓練しないと身に付きません。
耳コピがしやすい環境を作って、「とにかく毎日1フレーズでも耳コピする」という目標を立て、実行しましょう。
目的意識なく、基礎練ばかりしている
基礎練自体は大事ですが、きちんとした目的が無いならムダになってしまうかもしれません。
何のためにその基礎練が必要なのか、考えていますか?
例えば、ハノン。
何となく速いスピードで適当に弾いているだけなら、ムダになる可能性が高いです。
指の独立を目的とするのであれば、正確に動いているか確認できる速度で練習した方が良いでしょう。
ちなみに指の独立をしたいのであれば、持続音を伴った練習がかなり効果がありおすすめです。
コルトーのピアノメトードが個人的にはおすすめです。
こちらの記事でも、チラッと紹介しているので参考にしてください。
どうしてその練習をするのか、明確に答えることができますか?
もし、答えられないのであれば、一度見直してみることをおすすめします。
我流で練習してしまう
ジャズは即興の音楽、オリジナリティが大事だから、自分でフレーズ作らなきゃ!
最初のうちは、オリジナリティなんて必要ありません(暴言)。
少なくとも、最初のうちは先人の真似をすればOKです(耳コピですね)。
これは武道で用いられる守破離の考え方と同様です。
- 守・・・指導者・先人の真似をする⇒とにかく耳コピをする。
- 破・・・独自の考えも取り入れる⇒今まで学んだものを組み合わせたり、創意工夫する。
- 離・・・指導者・先人の考えから離れる⇒今まで学んだ内容を忘れる、思い切ったアプローチをしてみる。
また、ジャズがジャズっぽく聞こえるのは、そのように発音して演奏しているからです。
外国人が日本語を話すと、片言になっている場合多いですよね。
「オハヨウゴザイマ↑ーース!」みたいな。
単語・文法自体は間違っていないけど、何か違和感を感じることも多いと思います。
それは日本語特有のアクセントや訛、イントネーション(抑揚)まで再現されていないからです。
同じように、ジャズもジャズ特有のアクセント、音のつなぎ方などがあるので、そこまで真似する必要があります。
そうしないと、「フレーズとしては間違ってないけど、なんか変(ダサい)・・・」ということが起こります。
祭り調子(ハネまくり)の演奏は、その典型例でしょう。
自分らしさなんて最初から必要ありません。
というより、耳コピする音源を選択する時点であなたらしさは達成されています。
例えば、私とあなたが全く同じ音源を耳コピするなんてことはありえませんし、今まで聞いてきた音楽も違うはずです。
”自分らしい演奏”は、時に”いい加減に解釈して演奏する”ことに繋がりがちです。
注意しましょう
音楽理論を勉強していない
もし、あなたが「音感が抜群にすぐれ、音に対する記憶力が並外れている」のであれば音楽理論は必要ないかもしれません。
実際、音楽理論はわからず、楽譜も読めないけど素晴らしい演奏をするミュージシャンはいます(あのチェットベイカーも譜面読めませんでした)。
しかし、99%の人はそんなことは無いと思うので、やはり勉強した方が良いでしょう。
何故このフレーズをこのコード進行で弾いてるかを分析できると、記憶にも残りやすく自分の演奏に活かすことができます。
感覚的な理解と音楽理論が結びつくと、シナプスが繋がるんですね。
また、ミュージシャン同士の話でも、音楽理論の用語を使うことがあるので知っているに越したことはありません。
音楽理論は難しいと言って敬遠する人がいます。
初めて学ぶことが、難しいのは当然。
しかし、コツコツ勉強すれば理解できますし、数学などに比べたら簡単でしょう。
自分で新しい理論を生み出すとなれば話は別ですが、既にある理論についてはそこまで難しいものではありません。
少しずつで良いので、スキマ時間に勉強しましょう。
リズムを軽視している
特にピアニストに多い傾向です。
ピアニストはスケールやコードについては勉強するけど、リズムについてはおざなりにしてしまう人が非常に多いです。
フレーズばかり気にしてしまいがちなんです。
ピアニストはイントロ・バッキングなど学ぶべきことが多いですし、後回しにしてしまう気持ちもよくわかります(自分もそうでした)。
まずはメトロノームを使った練習を習慣づけましょう。
メトロノームを使わないで練習をしていると、アンサンブル時に全く合わないなんてことも普通にあります。
あとあと修正するのも大変なので、初期の段階でメトロノームを利用してほしいです。
また、耳コピをする時もリズム系のものは避けがちになります。
例えば、次のAaron Goldberg氏のIsn’t She Lovelyを聞いてみましょう。
いきなり聞くと「なんか複雑なことやってる!!(ムリー)」ってなりますが、よくよく聴いてみると右手はE♭ペンタトニックを弾いており、左手もコードをCm7,Fm7を弾いているだけです(”だけ”と言っても、こういうアイデアを出せるところが凄いのですが・・・)。
しかし、右手は一拍に
- 16分音符が4つ(右手)
- 3連の8分音符(左手)
となっており、リズム的には少しややこしいことになっています。
クラシックをやっていた人なら、リズムの複雑さに”幻想即興曲”などを思い出すかもしれませんね。
ある程度耳コピを経験した人なら片手ずつ音を取ることはできるはずです。
しかし、リズムが複雑(ポリリズム)になると敬遠する人も多く、練習しないので結局できないままとなってしまいます。
Herbie Hancockなんかも、うねるようなリズムを用いることが多いですよね。
「カッコいいけど、難しそうだし・・・」と思い、練習しないのはとてももったいないです。
複雑なリズムプレイができるから偉いなんてことは全くありません。
しかし、考えるのがめんどくさいから適当に練習したり、練習そのものをしないと残念ながら上達しません。
リズム系のプレイは特に、譜面に書いた方が視覚的にも理解できるのでおすすめです。
それをめんどくさがって、適当に弾いても練習にならない可能性が高いので、注意しましょう。
練習をしたら、別のフレーズにも使えないか考えるのも、良い練習になりますよ!
結論:上手くならない理由は、”練習がめんどくさい”から
ここまでジャズピアノが上手くならない理由について解説してきました。
あなたは、いくつ心あたりがありましたか?
自分で書いといてなんですが、私もブーメランが突き刺さりまくって瀕死状態です(ベホマかけてください…)。
ジャズピアノが上手くならない理由は色々とありますが、ざっくりまとめると「自分にとって必要な”練習”をしないから」です。
そして、練習しない理由の根本的な理由は「めんどくさい」からです。
- 耳コピ・・・難しいし、準備するのもめんどくさい
- リズム・・・数えるのめんどくさい、ゆっくり丁寧に練習するのもめんどくさい
- 音楽理論・・・頭使うのめんどくさい
あなたに取り付いている”めんどくさいお化け”を退治しない限り、上達は難しいかもしれません。
「寝ているときに聞くだけで英語が話せるように!」
「このサプリだけで簡単に痩せられます!」
これはウソであることはわかると思います(笑)。
しかし、「簡単にジャズが上手くなる方法」を探す人は多いように思えて、この記事を書きました。
”上手い”の定義は人それぞれですが、少なくともある程度セッションで楽しめるくらいの上手さなら、この記事で書いたことを意識すれば何とかなるんではないかなと思います。
最近、耳障りの良いことを目にする機会が増えたように思います。
確かに、敷居を下げて、親しみやすく色んな人に興味を持ってもらうことは大切だと思います。
実際、体育会系みたいに「とにかく練習しまくれ!」なんて言われたら、多くの人は辟易してしまうでしょう。
一方、「下手でも、自分が楽しければいいですよ♪」みたいな甘ーい言葉を鵜呑みにすると、結局ツラい思いをするのは、他ならぬあなたです。
なぜなら、下手である状態は変わらず、根本的な解決になっていないからです。
ピアノを続けていて心が折れかけている時に、「一見、優しそうな言葉」を目にすると、「救われるような気持ち」になると思います。
しばらくは、薬のような効果はあると思いますが、時間が経てばその効果も消えます。
時間が経過した分、成長していない自分に対してさらに嫌気がさしてしまうことに…。
そうすると、また「ツラくなり、救いを求め、そして後悔して…」と、まさに負のスパイラルに陥ります(薬というか、麻薬ですね)。
結局、ツラい理由は「”なりたい自分”に近づけていないから」です。
”なりたい自分”とは、この場合、「ジャズピアノが弾ける自分」です。
「下手でも楽しければ良いんですよ♪」と言う人は、どういう意図を持っているかはわかりませんが、果たしてその発言に責任を持つのでしょうか?
「下手でも楽しい」は、矛盾してるとまでは言いませんが、やはり少し無理があると思います。
例えば格闘ゲームをしていて、相手に毎回ボッコボコに負かされて、「やべー超楽しい!!!」と思えますか?
私は多分思えません(笑)
ある程度”できた”という成功体験が無いと、楽しいと思いたくてもなかなか楽しめないものです。
話が長くなりましたが、”自分にとって心地よい言葉”に惑わされないよう、愚直に練習を続けましょう。
もちろん、たまにはそういう言葉に甘えても良いと思いますよ。
救われることもありますし、私も助けられた経験はあります。
しかし、拠り所にせず、最後は自分の足で地に立ちましょう。
救われることはあっても、巣食われてしまってはいけません。
独学で難しければ、教室などで習ってみるのもアリ
ジャズピアノの独学に限界を感じているなら、レッスンを受けるのも選択肢の一つだと思います。
本気でジャズピアノに向き合いたいなら、プロのレッスンを受けるのが良いでしょう。
ライブを聞きに行って直接お願いするか、人によってはHPで募集しています。
ちなみに、第一線で活躍するプロミュージシャンの単発のオンラインレッスンを受けられるサービスもあります。
ポイントも貯まってお得にレッスンを受けられるので、検討してみると良いでしょう。
「ジャズピアノは趣味で、楽しく学びたい」「人とのコミュニケーションも大切にしたい」なら、ピアノ教室に通うのもアリです。
特に初心者は、自分の悪いクセに気づきにくいので、第三者視点で見てもらうのが効果的です。
こちらの記事もあわせてお読みください。
コメント
コメント一覧 (2件)
インストフュージョンだから基本耳コピ採譜、毎日練習してるけど本番で上手くいかず練習時間が無駄だった様に感じて向いてないのかなと虚無です。セッションで他の奏者は遥かに多数の曲を弾きこなしアンサンブルしており…。アドリブ講座で学び、初心者jazzセッションも何度か行ってるしオンラインアドリブ会をやったりしてます。
向いてないのか真剣に疑問に感じます。
みんさん、はじめまして。
フュージョンをやられているんですね。
これまでの経験や環境などがわからないので、当たり障りのないようなご回答になるかもしれませんが…私も同じような挫折感を感じたことがあります。
思うように演奏できない期間が続くと、練習時間が無駄に感じてしまいますよね。
「自分の中で何かが変わった」感じるのは、少しずつではなく、急に来ることが多い印象です(いきなり階段を乗り越えるイメージ)。
このような停滞期間をプラトー(現象)と言います(気になれば、ググってみてください)。
誰にでも起こることなので、まずこのような状況に陥っていることを認識するだけでも気持ちの持ちようが変わるかもしれません。
耳コピや毎日の練習は、確実にみんさんの技術向上に貢献しているはずです。
ただ、もしかしたら練習方法を少し見直すことでより効果的に感じられるかもしれないので、当ブログの耳コピに関する記事なども参考にしていただければ幸いです。
具体的な改善点
特定の曲やフレーズに焦点を当てる: 演奏したい曲をいくつか選び、それを徹底的に練習する。
録音して振り返る: 自分の演奏を録音し、後で聴き返すことで、自分の成長を客観的に確認できます(録音は本当に大事だと思います)。
小さな目標設定: 毎日の練習に具体的な目標を設定し、その達成感を積み重ねる。
セッションで他の奏者と比べてしまうのは、成長の一環として大切なことですが、自分を過小評価し過ぎないことも大事です。
練習方法を大きく間違えていなければ、少しずつでも力はついているはずです(今はご自身の成長に気づきにくい段階なのかもしれません)。
みんさんが感じる虚無感などは、成長の過程で私を含め多くのミュージシャンが通る道です。
変に焦らず、自分のペースで頑張りたいですね。
みんさんの音楽ライフが素晴らしいものになるよう、陰ながら応援しています。