ON GREEN DOLPHIN STREETはジャズセッションでもよく演奏される定番曲です。
定番のイントロ、エンディングを知っていると、セッションでも役に立ちますよ!
ON GREEN DOLPHIN STREETのイントロ・エンディングを練習しよう!
ON GREEN DOLPHIN STREETのイントロとして、“KELLY BLUE”に収録されているWynton Kellyの演奏を練習してみましょう。
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PDF ON GREEN DOLPHIN STREET_INTRO_ENDING pdf
イントロについて
比較的理解しやすいタイプのイントロです。
基本的にはⅡ-Ⅴが続くだけなので、覚えやすいです。
Wynton Kellyのイントロは、テーマを想起させて上手ですよね。
I’LL CLOSE MY EYESも同様だと思います。
これを基に自分なりのイントロを作ってみても面白いですよ!
エンディングについて
エンディングはⅢm7-Ⅵ7-Ⅱm7-Ⅴ7を繰り返して、最後はトニックのⅠに着地しています。
こちらは逆循環進行(通称、逆循)とも言いますが、エンディングでは定番の手法です。
通常の循環進行(通称、循環)は「Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ△(Ⅲm7)-Ⅵ7」を繰り返します。
逆順は、循環の三番目(トニック)から始まり、「Ⅰ△(Ⅲm7)-Ⅵ7-Ⅱm7-Ⅴ7」と進行するので、逆循と呼ばれます。
特に、エンディングではよく使われる手法です。
ちなみに、Ⅰ△(7)とⅢm7は機能としては同じ(代理コード)なので、どちらも利用可能です。
代理コードに関しては、こちらの記事も参考にしてください。
逆循はON GREEN DOLPHIN STREETに関わらず、様々な曲で使えるので、必ずマスターしておきましょう。
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