ジャズピアノを弾いてみたいけど、レッスン受けたほうが良いかな?
独学じゃダメなのかな?
こんなお悩みにお答えします。
ジャズピアノを弾いてみたい、そこの”あなた”!
とても素晴らしいことだと思います。
けど、どのようにジャズピアノを学べばいいか悩んでいませんか?
私も最初は何から始めたらよいかわからず、途方に暮れた記憶があります。
幸い、大学のジャズ研に入部したからこそ、大きく方向性を見誤ることはありませんでした。
しかし、それでもジャズピアノをある程度弾けるようになるまでにかなり苦労しました(今ではライブやセッションホストなどをし、ありがたいことに演奏でお金をもらえるまでにはなりました)。
ジャズピアノはピアノ経験者が始めることも多く、「独学で何とかできるんじゃないかな?」と思う人も多いかもしれません。
もちろん、独学でもできますが、それはケースバイケース。
誰にでも当てはまることではないので、要注意です。
この記事を読めば、あなたが独学で学ぶべきか、ピアノ教室などでレッスンを受けるべきかどうかがわかります。
何も知識がない状態でジャズピアノを始めても、挫折してしまったり、長期間上達しないで苦しい思いをすることになります(最悪、やめることになり時間だけを浪費する)。
そんな心配を無くすためにも、ぜひ最後までお読みください。
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ジャズピアノは独学でも何とかなる(条件あり)
レッスンを生業にしている人には怒られるかもしれませんが…
目標次第ですが、レッスンを受けなくても何とかなります。
つまり、独学でもOKということです。
ただし、以下の条件があります。
- クラシックピアノの経験がある(ピアノの基礎を既に習得している)
- 自己管理能力がある(自律性、不屈の努力ができる)
- 自己肯定感を持っている(持つように努力する)
それではそれぞれ解説します。
クラシックピアノの経験がある
クラシックピアノの経験があり、すでにフォームなど基本的なピアノの弾き方を習得している場合は独学でも大丈夫な場合があります。
しかし、全くピアノの経験がない状態で、独学で学ぶのは正直ハードルが高いです。
絶対にできないわけではありませんが、かなり非効率的。
今はYouTube動画などを見て無料で学ぶこともできます。
しかし、ピアノを始めたばかりなら、第三者に自分の演奏を見てもらった方が上達も早いです。
一番危険なのは、ピアノを弾く時に悪いクセがついてしまうことです。
- 余計な力が入っている
⇒手を痛めたり、腱鞘炎のリスクあり - 指が独立していない
⇒濁った音ばかりになる - 背筋が曲がっている
⇒カラダ全体を使った弾き方ができない
ある程度のピアノ経験がある人は、教本や動画を見れば「これは正しいことを言ってるな」という判断ができます。
しかし、全くの初心者だとかなり難しいと思います(ほとんどの人はムリ)。
ピアノは音自体は誰でもカンタンに鳴らすことができますが、余計な力を入れて弾くと手を痛める原因になります。
初心者には、そもそも力が入っているかどうかの判断ができません。
SNSやYouTubeなどで初心者の演奏動画を見ると、かなりヒドイ弾き方をしている人も見られます(言葉が悪くて申し訳ないですが…)。
指が変な方向を向いていたり、小指が立っていたり、鍵盤に指をグリグリ押し込んでいたり…
ピアノが上手くならないのはまだ良いとして(よくない!)、何よりもケガを避けたいですよね。
変に腕や指に力を入れて弾いていると、最悪の場合、腱鞘炎になります。
日常生活にも確実に支障をきたすので、ピアノの正しい弾き方を必ず学ぶ必要があります。
ピアノでケガするの?…怖すぎる
もちろん、ピアノの正しい弾き方を最初に学んでおけば腱鞘炎になるリスクは最小限に抑えられるので、過度に心配する必要はありません。
基本の姿勢・ピアノの弾き方(フォーム)・楽譜の読み方・スケールの弾き方くらいまではレッスンを受けて習った方が早い。
ジャズピアノを弾く上で、ピアノの技量はどれくらい必要でしょうか?
目安としては”エリーゼのために”を弾ける程度でしょうか。
ただし、これは”エリーゼのために”を弾けなければいけないという意味ではありません。
”エリーゼのために”を普通に弾けるなら、ピアノの基本は大丈夫だろうということです。
もちろん、いい加減なフォームで弾けてもダメです。
ここまでの話だと、「最初はクラシックの先生に習った方がよいの?」と思うかもしれませんが、必ずしもそういうわけではありません。
ジャズピアニストの中には、クラシック経験者も多く、基本的な姿勢や弾き方を教えるうえで問題になるケースはほとんど無いと思います。
なので、最初からジャズピアニストに習っても問題ないです(その人のフォームが綺麗かどうかは演奏を見ない限りわかりませんが・・・。)。
変なフォームでも、キレイな音を出すピアニストは確かにいます。
けれども、変なフォームをマネする必要はありません。
身体に負担がかかる演奏の仕方は、ピアノを”長く続けたい”のであれば避けたいですね。
「素晴らしい音を出す=やっていることすべて正しい」ではありません。
それが合理的な弾き方なのかどうか、自分の頭で考えるようにしましょう。
レッスンを受ける場合は、ピアノ教室を検討してみてください。
無料体験レッスンもあるので、試しに受けてみるのも良いでしょう。
自己管理能力がある
つまり、自律できるかどうかです。
多くの人はジャズピアノを趣味として始めると思います。
そして、独学の場合、サボろうと思えばいくらでもサボれます(笑)。
ジャズは自分で研究して学んでいく要素がかなり強いです。
そのため、時間を作って継続して学ぶ必要があります。
「今日は疲れたし、また明日にしようー」
…こんなことを繰り返す人は、要注意です!
そういう人は、レッスンを受けることで”やらざるを得ない環境を作る”というのも一つの方法です。
別の方法としてはSNSを使って、毎日演奏動画をupすることです。
誰かに見られているという気がするので、「やらないと!」っていう気持ちが生まれます。
少ししんどいかもしれませんが、やってみる価値はありだと思いますよ。
自己肯定できる
…自己肯定は私も苦手なのですが😢
あなたが、自己肯定するのが苦手な場合、ジャズピアノを続けるのはしんどくなる可能性があります。
何度も壁にぶつかるはずです。
それこそ暗闇の中でもがき苦しむような経験もするかもしれません。
そんな時、「自分はダメだ」と思わず、練習し続ける鋼の心が必要です。
そして、その時に役に立つのが自己肯定感です。
「自分は○○ならできるぞ!」と、自分で自分を認めてあげられる気持ちが結構大事になってきます。
きっと、セッションやライブに行けば自分の未熟さに打ちのめされて絶望します。
自分の演奏に1万回くらい絶望してます(笑)
その時、思い出してほしいことがあります。
他人と比べず、過去の自分と比べる
「前回よりはうまくできたかも!」
「一年前に比べて覚えた曲が増えたな」
これでも十分な進歩です。
世の中には自分より上手い人なんていくらでもいます。
名前も知らないアマチュアが、プロ顔負けの演奏することだってザラにあります。
そんな時、周りと比較して「自分は下手くそだし、続ける意味なんてあるのかな?」なんて考える必要は全くありません。
他人からの評価を気にするということは、他人に縛られて生きることになります。
それはピアノを続けていく上で障害となり、精神的にもかなり辛いことですよね。
そうは言っても周りの評価はどうしても気になっちゃうな…
周りから評価をもらえることは確かに嬉しいことかもしれません。
しかし、それだけを目的にすると“本当にやりたかったこと”からどんどん遠ざかってしまうかもしれませんよ?
自己肯定感は必ず持っておいてほしいです。
ジャズピアノのレッスンを受ける時の心構え
ここでは、ジャズピアノのレッスンを受ける時の心構えを解説します。
プロミュージシャンが”教えるプロ”とは限らない
「名選手必ずしも名監督に非ず」という格言があります。
一流の選手になればなるほど、自分がどのような知識・経験に基づきプレーしているかを説明できないため、どんなに素晴らしい技能を持っていても、他の人にそれを伝えられないことがあるという意味です。
このように、演奏のプロが教えるプロとは限りません。
そのため、レッスンを受ける際は、慎重に決めたほうが良いと思います。
第一線で活躍するプロでも、初心者がつまずくポイントをわかっていないことがあるからです。
私は初めて間もない頃、何人かの先生に習った経験があります(単発レッスン多め)。
しかし、「教え方の上手さとその人の実力は必ずしも比例しない」ということを知りました。
特に「教材を作ってない」、「教材の指定もしない」先生の場合、あまり教えることに重きを置いていない人かもしれません。
もしあなたがレッスンを受けるなら、いくつか体験レッスンを受けてから決めましょう。
例えば、引っ越しするときは、どこに頼めば一番安くなるか相見積もりをしますよね?(え、しない?!それはだいぶ損をしているかもしれませんよ(汗))
それなのに、ピアノのレッスンに関しては一つの体験レッスンだけ受けて、他と比較せず決めてしまう人が多いです。
のちのち後悔しないようにしっかり選びましょう!
レッスンを受ける前に必ず質問を考えておく!
ジャズは「自分で研究する」という姿勢が無いと、間違いなく上手くなりません。
大事なことなのでもう一度…
受け身だと、ほぼ100%無理!
学習スタイルとしては、英会話やプログラミングの学習方法に似ていると思います。
日本人が苦手なやつですね!私も苦手です😢
これらの共通点はアウトプットが重視されるということです。
英会話はインプットしたフレーズを自分の頭で考えて、臨機応変に組みかえてアウトプットする必要がありますよね?
プログラミングでは、一通りのコードの書き方を学んだら、自分でイチからプログラムを組む練習をしますよね?
同様にジャズの場合は「耳コピ・分析・練習・応用」を繰り返し行う必要があります。
その中で疑問に思ったことを書き溜めておいて、質問するようにしましょう。
その方が、先生にとってもやりやすいはずです。
また、やる気があると思ってもらえて親身に見てくれるかもしれません。
やっぱりやる気のない人よりある人の方が応援したくなります。
人間だもの。
メンターとして利用するのも有効です
ある程度ジャズピアノに慣れてきても行き詰ることはあります。
そんなとき、単発でジャズピアニストからレッスンを受けるのはかなり有効です。
技術面はもちろん、マインド面で学ぶことも多いです。
「ライブではどういう気持ちで臨めばよいか」という精神面のことは、やはり経験豊富な人に聞いてみるのが一番です。
それだけで、自分の演奏は大きく変わるかもしれませんよ?
耳コピと理論を根気よく学べば、初心者でもジャズピアノの独学は可能
今はYouTubeでも「ジャズピアノの弾き方」みたいな情報はいくらでも出てきます。
そういう意味では独学のハードルが相当下がりました。
自分がジャズを始めたときはそこまで良い情報も無かったので、うらやましい限りです。
さて、レッスンを受ける場合、毎月安くはない月謝を払うことになります。
それにより、あなたが”得たいこと”は何なのでしょうか?
もちろん、ジャズピアノを弾けるようになることですよね?
レッスンを受けることで、その目的を達成できるかどうかをよく考える必要があります。
一番よくないのは、レッスンに行くことで”やってるつもり”になっている状態です。
それは、ただ安心を買っているだけです。
自分も今まで何人かに習いましたが、「その人が出してるCDの耳コピや、ライブ行って学ぶ」が最も効率的であることがわかりました(私の場合)。
即興で出てくるアイデアは、やはり自分の耳で採譜したものが圧倒的に多いと感じます。
レッスンに行くのは全く問題ありませんが、しっかりとした目的意識を持ちましょう!
最後に
ピアノ初心者にレッスンが必要かどうか解説しました。
結論、レッスンは必要だと思ったときだけ利用すれば良いです。
しかし、ピアノそのものが未経験の場合は「ピアノの扱い方は習った方が良い」ということも述べました。
基本は独学で、何か行き詰まりを感じたときにレッスンを受けるのが最も理に適っていると思います。
もちろん、レッスンに行く理由が他にあっても良いと思います。
例えば、団体のレッスンだったら、新しい人と人とのつながりができます。
仲間と一緒にレッスンを受けることで、頑張る気持ちも出てくるかもしれません。
しかし、「レッスンに行きさえすれば上達する」と思っていたらそれは大間違いです!
結局のところ、上達するかどうかは自分の努力次第です。
「あなたをコントロールできるのはあなたしかいない」 ということを忘れないでください。
教室名 | Beeピアノ教室 | シアーミュージック | EYSミュージック | ヤマハピアノ教室 |
1レッスンの料金(税込) | 月1回¥5,918~ | 月2回¥5,500 月3回¥4,950 月4回¥4,400 | 月2回¥13,280~(土日・個人) 月2回¥13,280~(平日・個人) ※楽器コース | 月3回¥8,800~(グループ) 月3回¥11,550~(個人) ※ジャズピアノコース |
その他の料金 | なし | なし | なし | ¥2,750~(テキスト代、入会時) ¥2,640~(レパートリー代) |
1レッスンの時間 | 60分 | 45分 | 55分 | 60分(グループ) 30分(個人) |
入会金 | 無料 | ¥2,200 | ¥17,000 (50%OFF→¥8,500) | ¥5,000程度 |
無料体験 | 45分 | 1時間 | 30分 | 30分 |
設備費 | 無料 | 無料 | 無料 | 月額¥1,000~¥2,000 教室により異なる |
振替レッスン | 前日の営業時間内の連絡が必要 | 前日17時までに連絡でOK | あり | なし |
オンライン対応 | 月1回50分¥5,500~ | 月2回¥5,500 月3回¥4,950 月4回¥4,400 | なし | 1レッスン60分月2回¥6,050~(グループ) 1レッスン30分月2回¥7,260~(個人) |
無料オプション | 施設利用費 機材代 カウンセリング代 楽器レンタル代 テキスト代 | 施設利用費 楽器レンタル レッスンブースでの自主練 | 楽器無料プレゼント! (1年縛りあり) | 期間限定の入会費・施設費 無料キャンペーンなど |
設備・環境 | レコーディング機材を完備 ポップでモダンな空間 子どもも楽しめる 明るい空間 | 2つのレッスン室を利用したコロナ対策 曲作りのシステムを完備 丁寧なカウンセリング | 教室による | 教室による |
アクセス の良さ | 駅から徒歩5分以内で通いやすい | 北海道から沖縄まで全国多数 | 駅から徒歩5~10分程度で通いやすい | 全国に多数教室あり |
デメリット | 都内にしか校舎が無い (オンラインレッスンでカバー可能) | 無料体験時に時間が少ないという声 | 都内に校舎が多い (オンラインレッスンでカバー可能) | 料金体系が教室ごとに異なりわかりにくい レッスン費以外にかかる費用が多すぎる |
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