この記事は、音楽理論はいらないかどうかについてわかりやすく解説します。
結論から言うと、音楽理論は必要です。
「音楽理論なんていらない!」
「音楽は感情でやるもんだぜ!」
こんな話を一度や二度聞いたことがあるかもしれませんね。
「どっちが正しいのかな?」と悩むのも当然です。
感情任せに演奏するのは楽しいですし、それ自体を否定するつもりはありません。
しかし、それでも音楽理論は必要です(というか知っていた方がいろいろと便利)。
ジャンルにもよりますが、ジャズやポップス・ロックなどでは特に重要になってきます。
また、譜面を読めば演奏できてしまうクラシックでも、音楽理論を身に付ければ暗譜もしやすくなるはずです。
この記事を読めば、音楽理論が必要である理由がわかり、楽しくコスパよく学べるサービスもわかります。
数分程度で読めるので、ぜひご覧ください。
音楽理論はいらない?
「音楽理論はいらない」と言う人は必ずいます。
しかし、実際は“ある程度”勉強した方がよく、知っていた方が便利です。
なぜなら、音楽理論を学べば曲の構造や仕組みがわかり、音楽の理解に役立つからです。
また、その音楽が作られた歴史もひも解くことができます(なんかロマンがありますね(笑))。
もっと実用的な面では、つぎのようなことができるようになります。
- 作曲
- 即興演奏(アドリブ)
- 曲の分析(アナライズ)
- 暗譜
音楽理論を知っていれば、作曲はもちろんアドリブによる演奏もできます。
アドリブは、ジャズをやるなら必須のスキル。
憧れる人も多いですが、できる人の方が圧倒的に少ないです。
即興で弾けるだけで「この人スゴイ!」って思われるんですよね。
また、曲の分析をする時にも「なるほど、こういうパターンならこんな響きがするんだ」と系統立てて理解できるので、記憶に残りやすいです。
音楽理論を理解すれば、暗譜にもかなり有利に働きます(譜面だけで覚えるのはしんどいですよね・・・)。
なぜなら、論理的に曲を理解できるので、カラダで覚えているだけの状態から脱けられるからです(ちょっと弾かなくなっただけで、曲を忘れてしまう経験ありませんか?)。
これらのことを考えると、音楽理論が必要だと言えます。
しかし
- 音楽理論を必要と言う人
- 音楽理論を不要と言う人
がいるのも事実。
それぞれの言い分を見てみましょう。
音楽理論は必要と言う人
「音楽理論は必要」と言う人は、ジャズやポップスなどコードに慣れていることが多いです(楽器にもよりけりですが・・・)。
たとえば、ジャズではアドリブが当たり前。
音楽理論を知らずに感情任せに演奏しても、全くデタラメな音使いになってしまいます。
特にピアノの場合、コードの練習が必須。
この時に、コードを理解するには、まずややこしい”音程”を正しく理解しなければならないので、この時点で音楽理論に触れることになります。
ものすごく音感が良くて、一瞬で耳コピができる人ならいざ知らず、私のように普通の人は理論を学んだ方が圧倒的に早くコードをマスターできます。
音楽理論の大切さを身に染みてわかっているので、音楽理論を必要と言うわけです。
音楽理論は不要と言う人
「音が不要という人」は、クラシックのように楽譜を読んで弾く人に多いです。
あとは、「音楽は感情(パッション)が全てだ!」という人も(笑)
実際、 私もジャズを始めるまでは音楽理論なんてまともに習ったことがありませんでした。
クラシックの場合、譜面があればとりあえず弾けてしまうので、覚える必要はなかったですね。
必要に迫られないかったというのも理由のひとつです。
しかし、ジャズのようにアドリブが必須の音楽では、音楽理論を知らないとムリでしたね。
もし、趣味でクラシックを弾くなら、音楽理論は必ずしも必要ではないかもしれません。
音楽理論が必要である理由3つ
音楽理論が必要である理由は、大きく分けてつぎの3つ。
それぞれ解説します。
曲の理解が早まる
音楽理論を知っていれば曲の理解が早まります。
どういうコード進行でどういうフレーズを弾けばいいか「パッ」とわかるので、急に演奏を任されても問題ありません。
逆に音楽理論を知らないと、コード譜を渡されてもよくわからずにいい加減な演奏をしてしまうかもしれません。
演奏が上手い人はほとんど理解している
わたしが見てきた限り、演奏が上手な人はほとんど基本的な音楽理論をマスターしています。
プロはもちろん、アマチュアでも当然のように知っていることです。
あくまで音楽は趣味であり、本当にただ楽しくお家で弾いていたいだけなら必要ないかもしれませんが、向上心がある人はぜひ学んでほしいです。
きっと世界が変わるはずです。
暗譜にも役立つ
音楽理論は暗譜にも役立ちます。
「自分はクラシックを演奏するから関係ない」と思っているそこのアナタ。
音楽理論を知ってるだけで暗譜の難易度がグッと下がりますよ。
ダマされたと思って勉強してみてください。
音楽理論を学ばなくても良い人は?
音楽理論を学ばなくても良い人はつぎのとおり。
それぞれ解説します。
譜面通り演奏できることを目的にしている人
文字通り、「譜面通りに演奏できれば満足」という人は音楽理論は不要です。
実際、多くの人が譜面を読んで弾ければ良いと思っています。
もし、 アドリブで弾けるようになりたいならぜひ音楽理論を学んで欲しいですが、目的が違うなら必須ではありません。
趣味程度で十分な人
趣味程度で十分な人も音楽理論は学ばなくてもいいじゃないかなと思います。
音楽理論は、最初はむずかしく感じるものです。
わたしも意味不明な理論書を数ページ読んで諦めた経験があります(笑)
幸い、その後理解しやすい教本に出会えて、今ではそれなりに音楽理論を理解できるようになりました。
ただ、ムリに音楽理論を習得しようとして、音楽そのものがつまらなくなってしまったら元も子もありませんよね。
なので、ちゃんとした趣味で音楽をやるくらいだったら優先度は低いです。
音楽理論を分かりやすく学べるのは?
音楽理論をわかりやすく学べる教本やサービスを紹介します。
それぞれ解説します。
初心者向けの教本を使おう
とにかく音楽理論は分かりにくいです。
ほとんどの人は初期に学ぶ「音程」で挫折すると思います。
当ブログでも解説していますが、教本で学びたい人は、「初心者向けのオススメの教本・楽譜」を紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
音楽教室に通う
最初は、音楽教室に通って習うのも良いでしょう。
独学で勉強するのはコストはかかりませんが、間違えて覚えてしまったり、何が正解かよく分からず遠回りしてしまうもの。
お金はかかってしまいますが、先生に習うのも選択肢として入れてみても良いかもしれません。
上手くなるには音楽理論は必要なので、早めに学ぼう
この記事では音楽理論が必要な理由を3つ紹介しました。
「音楽理論を学ぶと、自由に演奏できなくなる」、「音楽理論に囚われてしまう」と心配する人もいますが、実際学んでみるとそんなことはありません。
それは、音楽理論のせいではなく、聞く音楽(ジャンル)が偏っているからかもしれません。
意外に気づかないので気をつけましょう(自戒)。
今回紹介した方法で音楽理論をしっかり学べば、その場で演奏することもできますし、作曲もできるようになります。
ぜひ、自分に合った方法で音楽理論を学んでみてくださいね♪
教室名 | Beeピアノ教室 | シアーミュージック | EYSミュージック | ヤマハピアノ教室 |
1レッスンの料金(税込) | 月1回¥5,918~ | 月2回¥5,500 月3回¥4,950 月4回¥4,400 | 月2回¥13,280~(土日・個人) 月2回¥13,280~(平日・個人) ※楽器コース | 月3回¥8,800~(グループ) 月3回¥11,550~(個人) ※ジャズピアノコース |
その他の料金 | なし | なし | なし | ¥2,750~(テキスト代、入会時) ¥2,640~(レパートリー代) |
1レッスンの時間 | 60分 | 45分 | 55分 | 60分(グループ) 30分(個人) |
入会金 | 無料 | ¥2,200 | ¥17,000 (50%OFF→¥8,500) | ¥5,000程度 |
無料体験 | 45分 | 1時間 | 30分 | 30分 |
設備費 | 無料 | 無料 | 無料 | 月額¥1,000~¥2,000 教室により異なる |
振替レッスン | 前日の営業時間内の連絡が必要 | 前日17時までに連絡でOK | あり | なし |
オンライン対応 | 月1回50分¥5,500~ | 月2回¥5,500 月3回¥4,950 月4回¥4,400 | なし | 1レッスン60分月2回¥6,050~(グループ) 1レッスン30分月2回¥7,260~(個人) |
無料オプション | 施設利用費 機材代 カウンセリング代 楽器レンタル代 テキスト代 | 施設利用費 楽器レンタル レッスンブースでの自主練 | 楽器無料プレゼント! (1年縛りあり) | 期間限定の入会費・施設費 無料キャンペーンなど |
設備・環境 | レコーディング機材を完備 ポップでモダンな空間 子どもも楽しめる 明るい空間 | 2つのレッスン室を利用したコロナ対策 曲作りのシステムを完備 丁寧なカウンセリング | 教室による | 教室による |
アクセス の良さ | 駅から徒歩5分以内で通いやすい | 北海道から沖縄まで全国多数 | 駅から徒歩5~10分程度で通いやすい | 全国に多数教室あり |
デメリット | 都内にしか校舎が無い (オンラインレッスンでカバー可能) | 無料体験時に時間が少ないという声 | 都内に校舎が多い (オンラインレッスンでカバー可能) | 料金体系が教室ごとに異なりわかりにくい レッスン費以外にかかる費用が多すぎる |
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