【ジャズ】リディアン♭7thスケールをわかりやすく解説!

独学初心者向けジャズピアノレッスン14_スケールの基本_リディアン♭7thスケール

今回は、リディアン♭7thスケールについて学びます。

前回のレッスンはこちらです。

目次

リディアン♭7thスケールはアンニュイな響き?

リディアン♭7thスケールはⅡ-♭Ⅱ7-Ⅰ進行の♭Ⅱ7(7thコード)でよく使用されるスケールです。

モンモン

♭Ⅱ7はV7の裏コードです。
ボサノバでもよく現れるコード。

少し浮遊感のあるフワフワした印象(アンニュイ?)があります。

例としてD♭リディアン♭7thスケールを見てみましょう。

D♭リディアン♭7thスケール
D♭リディアン♭7thスケール
D♭リディアン7thスケール
モンモン

D♭リディアン7thスケールを使用した例を示します。

音声はこちらです。

リディアン7hスケールの例

実は前回オルタードスケールの説明をした時と全く同じフレーズです。

コードだけG7がD♭7に変わっています。

ポイント

リディアン7thスケールの場合、テンションは#11が肝となります。
覚えておきましょう!

さて、こんな疑問が生じるかもしれません。

  1. 何でリディアン7thスケールとオルタードスケールで全く同じフレーズを使えるの?
  2. オルタードスケールってそもそも何で使えるの?どこから導き出されてるの?

少し難しいかもしれませんが、解説します。

読んでもよくわからない場合は、一旦飛ばして構いません。

①なぜリディアン7thスケールとオルタードスケールで同じ音を使えるか?

Dm7-G7-C△7という進行では
G7の代わりにD♭7(裏コード)を使用できます。

つまり、Dm7-D♭7-C△7となります。

これまで述べてきたように
このD♭7はリディアン7thスケールを使用できます。

そして、このリディアン7thスケールは
メロディックマイナースケールから導くことが可能です。

A♭メロディックマイナーの第4モード(第4音から始めたスケール)は
D♭リディアン7thスケールになります。

このリディアン7thスケールは♭Ⅱ7-Ⅰの♭Ⅱ7で使用することが可能です。

Ⅱm7-V7進行とⅡm7-♭Ⅱ7進行

そして、D♭7の箇所をⅡm7-V7にすると
A♭m7-D♭7となります(図では♭Ⅵm7と表記していますが、それはCを起点に考えた場合です)。

Ⅱm7-V7のⅡm7は通常ドリアンスケールを想定しますが
ここをトニックマイナーと考えると
メロディックマイナースケールを使用できるようになります(ImM7と解釈する)。

こうすることで、D♭リディアン7thスケールを使用することができます。

そしてD♭リディアン7thスケールとGオルタードスケールは、スタートの音が違いますが構成音は同じなので互いに相関があります。

②オルタードスケールはそもそも何でV7で使えるのか?

モンモン

①が理解できれば、ほぼわかったも同然です。

G7とD♭7は表裏一体の関係にあります。

そして先ほどのA♭m7→D♭7をA♭m7→G7とすることもできます。

ということは
A♭メロディックマイナースケールを根拠として
Gオルタードスケールを使用することができます

よく言われるように
半音上のメロディックマイナースケールはオルタードスケールの構成音と同じ
というやつです。

まとめ

  1. リディアン7thスケールは♭Ⅱ7で使用できる
  2. リディアン7thスケールとオルタードスケールでは同じフレーズが使える

自分なりにでもいいので
「なぜこの音はこのコード進行でうまくハマるんだろう?」
と考えると上達も早いです。

次回はオルタードスケールの起源をさらに別の角度から見てみます。

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この記事を書いた人

MonMonのアバター MonMon ジャズピアニスト

当サイトの管理人のMonMonです。
都内近郊でのライブやセッションホストをしています。
ジャズピアノに興味がある方に向けて、情報発信をしています。

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