今回は、ブルーノートスケールを学びます。
そのあとは、ブルースのアドリブ体験をしてみましょう!
前回のレッスンはこちらです。
また、耳コピについても簡単に触れます(定期)。
ブルーノートスケールを使ってアドリブに挑戦しよう!
ブルーノートスケールは「ブルージーな雰囲気を出すのに便利なスケールで、最初に学ぶスケールの一つ」です。



ブルースのみならず、ジャズスタンダードではほとんどの曲で使えるほど
汎用性の高いスケールです。
しかし、使い方は意外に難しく、多用すると単調になってしまう危険もあります。
このスケールだけでアドリブを乗り切るのは、さすがに無理がありますが、
最初はそれでも大丈夫です。





ブルーノートスケールを使ってアドリブするにしても
何をどうすれば良いかわからないという人のために
サンプルを作りました。
サンプルは次のような構成です。
- ブルーノートスケールの音のみ
- 左手は3ノートしか使用しない(ルート、3rd、7th)
- 実践でもそのまま使えるフレーズ
ぜひブルースを体験してみてください!
1コーラスのみなので気楽に試せると思います。
弾けるようになったら、少し音を変えてみたり
タイミングを変えてみたりして遊んでみましょう。
ブルースのアドリブを弾いてみよう!180ppm
ブルースのアドリブを弾いてみよう!140ppm









その心意気、素晴らしい!
ぜひ、耳コピしまくって、ジャズフレーズを学んでいってください!
自分でアドリブを作ることができないんだけど・・・
耳コピをしてみよう



そうですね、私も最初はできませんでした。
だから、耳コピをするんです!
-
【超重要】耳コピの方法とメリットを徹底解説!ジャズをやるなら必須
そもそもジャズを始めたばかりでは
圧倒的にジャズイディオムが不足しています。
英単語を全く知らないのに、英語を話そうとしているようなものです。
文法もわかってないと、伝えたいことも伝えられませんよね。
文法知らない人「This a pen is! (これはペンです)」
文法知ってる人「?!何を言っているの・・・?」
同じようなことがジャズではよく起こります。
最低限のフレーズ(言い回し)は、まずインプットしないといけません!
そのために、たくさんジャズを聴いて
自分のお気に入りのミュージシャンを見つけ
ただひたすらにパクる!
短いフレーズでいいので
「あっ、今のところカッコいい!」
と思ったフレーズを、真似てみましょう。
以下の流れで練習してみましょう。
step
1採譜【インプット】
step
2ニュアンスも真似て弾いてみる【インプット】
step
3見なくても弾けるようにする【アウトプット】
step
4音楽理論に基づく分析(アナライズ)をする【インプット/アウトプット】
step
5他の曲に当てはめて使えないか考える【アウトプット】
step
612Keyでも練習する(余力があれば)【インプット/アウトプット】
これを継続するだけで、確実に上達します。
なかなかうまくならないと悩んでいる人に聞くと
耳コピをしていないことが多いです。
また、耳コピをしたはいいものの、そのあと練習しない人も多いです。
作品を作って満足してしまうタイプに多いです。
(漏れなく自分も当てはまるので、気を付けたいところです・・・)
メモ
1日に1フレーズだけでも、1年後には365フレーズです。
毎日は厳しくても、チリも積もれば何とやらです。
ジャズを楽しむためにも、耳コピを習慣づけられるようにしたいですね。
どうしても厳しい場合は習うのもありです
特にピアノ未経験者の場合はジャズ以前にピアノの弾き方について悩むことも多いと思います。
そんな時は教室に通うこともありだと思います。
今ではオンラインレッスンもしていたり
無料体験レッスンができる場所もあるので
一度試してみるのもありかと思います。
レッスンを受けるべきか否かは人それぞれで、こちらで解説しています。
あわせて読んでみてください。
>>ジャズピアノ初心者はピアノ教室でのレッスンが必要か?【独学OK】
JAZZY LIFEでもジャズピアノに関する質問を受け付けているので、お気軽にどうぞ!
練習のまとめ
- ブルーノートスケールはブルージーさを出せる
- 単調にならないように、音源からよく学ぶ